大会レポート:予選 2010年3月9日(火)
大会日程
| 予選 3月9日(火) |
AM | フリー - 総合斜面 | ウスバゲレンデ |
|---|---|---|---|
| AM | 小回り - 総合斜面(人工ウェーブ) | 白樺ゲレンデ 正面 |
朝から湿った雪が降る八方尾根。
上部はガスで視界が悪く、濡れ雪に見舞われるニット帽子から時折冷たい水が肌にしみてくるような、ギャラリーには少々つらい天候状況です。
今日の使用バーンとなるウスバゲレンデ・白樺ゲレンデは、明け方にかけて冷えて固まったバーンの上をザラメ雪が多い、さらにその上を新雪が覆っていましたが、 3月特有の湿雪は前日までの雪質をリセットしてくれるわけにはいかず、重い雪の下にカリカリの雪で疲れる感想を持つスキーヤーもいたことでしょう。
フリー - 総合斜面/ウスバゲレンデ
湿雪と視界不良、あまり良くない条件をものともせず、選手はそれぞれのライン弧を描いていきます。
ザラメ雪なので、強いエッジングをしてしまうと減速要素につながります。できるだけエッジングをソフトにし、滑走性につなげていく、雪質に合わせたエッジングが今日の課題というところでしょうか。
コースの半分近くまで直滑降で滑ってスピードに乗り、縦のラインを意識しつつ、リズム変化はできる限りスピードを落とさないように。
悪条件に負けず、雪面を有効に利用し、走破性の高い滑りを展開する選手がおおむね高評価を得ている印象です。

小回り - 総合斜面(人工ウェーブ)/白樺ゲレンデ 正面
名木山ゲレンデから白樺ゲレンデへコートを変更しての小回り・総合斜面。斜面の途中にウェーブがある設定です。
こちらもザラメ雪と新雪が混ざり合って、足が取られやすい斜面状況。競技が進むにつれ、お昼前ごろには雪が強くなり、見えにくい状況は続きます。
ふとしたキッカケで飛ばされてしまう選手もおり、集中して滑っていきたいところです。
ウェーブ部分でバランスを崩さない安定感はもちろん、スピード感と落差を見せながら、流れを止めることのないスムースな小回りは、動的なバランスが要求される状況です。
悪雪に抗わない柔らかなエッジングで板を操る選手に高ポイントが付いていきます。
白樺ゲレンデの競技は午後1時前には終了し、選手は明日の予選に備えます。
明日は名木山を舞台に、名木山名物・大壁を使っての小回り、名木山ゲレンデでの大回りが行われ、本選への切符をつかむ選手が決定します。
本選の出場者は、予選合計得点順位の男子120位・女子60位まで。予選出場選手の約半分が涙をのむこととなります。
すっきりしない天候は続きそうですが、それを吹き飛ばすような、ギャラリーもジャッジもみんなが驚くような全開の滑りを、あす名木山で見せつけてほしいと期待しています。
